【Unity】アセットストア花火大会に参加してみた!その1
しばらくブログを放置して書式の設定方法とか全部忘れたので、前の記事をコピペして修正しているきっとポジションです。
さて先日、日本のアセットストア公式Twitterさんから面白い企画の提案がありました。
みなさんのお手持ちのパーティクルで素敵な花火をどかんと打ち上げてみんなで鑑賞会をしませんか?
— UnityAssetStoreJapan (@AssetStore_JP) 2016年8月3日
・スクショ
・使ったアセットの正式名称
をメンションでお送りください!
RTが多かった作品を公式ブログで紹介させていただきます!粗品も! pic.twitter.com/jzFM5ZKy28
今回、この企画に乗ってUnityで動画作品を制作してみました。作品は昨日完成して動画としてYouTubeに公開しましたので、ご覧いただけると嬉しいです。
@AssetStore_JP @UnityChan_PR ユニティちゃんハッピーバースデー!らっことミサキチが花火でお祝いだよ!花火はおなじみのKTK Fireworks Effects Volume3! #アセットストア花火大会https://t.co/A7Fom1Pezo
— きっとポジション (@kitposition) 2016年8月13日
今回から何回かに分けてその顛末と、作品に使用したアセットを紹介します!
制作の経緯など
実は7月初めから体調を崩していて今も本調子ではないため、本業の方で手一杯でアプリ開発どころかUnityに触れていない有様でした。そんな時にこの企画を見て、お盆休みにリハビリを兼ねて挑戦することにしました。
リハビリ兼ねて…といってもせっかくならちょっとユニークな作品にしたいと思い、思いついたのが「花火自体だけではなく、観客や打ち上げる人などキャラクターを含めた作品」というものでした。われながらナイスアイデアじゃね?と思ったんですが…
えええええ!いきなり先越されてるし!企画のツイートの次の日だよ!しかもVRだし!
で、その後も続々と凄い作品ががが!
…どれもこれもクオリティ高いだけではなくて技術もアイデアも秀逸で、とてもリハビリ気分では太刀打ちできない!(別に太刀打ちしなくていいんだけどさw)
が、そんな時に「そういえばユニティちゃんって8月誕生日じゃなかったっけ?」と突然脳裏に浮かび、公式サイトで確認したらまさに8月13日がバースデー!今回の締め切りはお盆明けくらい、とのことだったのでまさにグッドタイミングです。そもそもユニティちゃんの誕生日まで知ってる人少ないだろうからアイデア被りもないでしょう。ならば!とうことで、「ユニティちゃんの生誕を花火でお祝いする」という作品の基本線が固まり、あとはお盆休みまでにシナリオを練って、休みに一気に制作しちゃいました。
(なお、当初のプランではユニティちゃんをドッキリさせる花火の仕掛け人として「ユニティおじさん」か「ユニティ仮面」に登場してもらう予定でしたが、いい歳したオッサンが少女に花火をプレゼントしてドヤ顔してる図がぶっちゃけキモいというかユニティちゃんが引いちゃいそう…と思い直して彼らは出番なしになりましたw)
今回使ったアセットを紹介!
今年の自分のお盆休みは木~日の4日間、初日と最終日は当然ダラダラしなければなりませんので、制作に充てられる期間は実質金・土の2日間しかありません。
企画の趣旨も鑑み、今回はアセット徹底活用で制作しました。アセット作者のみなさん、ありがとうございます!
★ご注意!★
本記事の記載はすべて私が使用したうえでの個人的感想です。正確さの保証はできませんし、この記事を読んでアセットを購入した結果いかなる損害を負っても責任は追いかねます。購入に際してはご自身で十分に調査・ご検討をお願いします。
価格は執筆時点のもので、実際の価格は異なっている場合もありますのでご容赦ください。
(以下、各見出しの表記はアセット名 - パブリッシャー名)
KTK Fireworks Effects Volume 3 - ktk.kumamoto
4ドル ストアをチェック
ktk.kumamotoさんは、花火はもちろん、エフェクト系パーティクルといえばこの人!というくらい凄腕の日本のパブリッシャーさんです。
最近では、Unityのエフェクトに絞った本も出版されています。
Unity ゲームエフェクト入門 Shurikenで作る!ユーザーを引き込む演出手法
- 作者: ktk.kumamoto
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/04/19
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
ストアでは多数のエフェクト系アセットをリリースしていて、花火だけでも複数バージョンあったので、今回はそのうちの1つを使用しました。
完成動画でわかる通り、1つのバージョンの中にも多数の打ち上げ花火がそろっているので、ササッとシーンに配置するだけで花火大会のできあがりです。クオリティはとにかく凄い!オススメです。
(なお、サウンドはアセットに含まれていませんので注意)
SD_Kohakuchanz - Unity Technologies Japan
無料 公式サイトをチェック
ユニティちゃんと、友達の「らっこ」「ミサキチ」の3人のSDサイズモデルがセットになっています。なお、らっことミサキチは今のところこのSDサイズモデルしかありません。3人の冬服・夏服バージョンと身体・表情のアニメーションが入っています。
いろいろなモデルを使っているとわかりますが、一連のユニティちゃんモデルはさすが公式のプロモーションを担うだけあって極めてクオリティが高いです。モデルやアニメーションの自作を目指している人にも参考になるはずです。決して誕生日覚えてるくらい入れ込んでるから使っているというわけではありません。
なお、本モデルはなぜかアセットストアではリリースされていないので、公式サイトで入手することになります。使用にあたって適用されるユニティちゃんライセンス条項はかなり開発者本位の自由度の高いものですが、逸脱することのないように読んでおきましょう。
Japanese Dosanko City - ZENRIN CO., LTD.
無料 ストアをチェック
カーナビなどの地図でおなじみのゼンリンが日本の都市の街並みをモデルにしてリリースしているシリーズの札幌版です。モデル自体のクオリティはそこそこですが街並みの再現度はさすが地図会社という感じ。これが無料というのはすごいですね。
今回は私が住んでいる札幌を使いましたが、他に大阪、博多、秋葉原が全て無料でリリースされています。いずれも都市モデルのほか、キャラクターモデル「クエリちゃん」が同梱。さらに札幌なら雪合戦のサンプルゲームなど、それぞれにおまけもついているのでいろいろ遊べます!
札幌の花火大会は中心部を流れる豊平川の河川敷で行うのですが、今回はアセットが再現している中央区のど真ん中で打ち上げるという架空の世界ならではのシーンを作ってみました。ちなみに、ユニティちゃんたちがいるのはさっぽろ雪まつりが開催される「大通公園」です。
さて、長くなってしまいました。私はまだ使ったアセットの半分も紹介していないんですけどねぇ(フリーザ風)
続きは次回のエントリに!(いつになるかは知らん)